急性の鼻炎には、床に入って仰向けになり、鼻の穴から馬油を注入します。クリーム状の馬油でしたら、綿棒などで両方の鼻の穴に、たっぷり詰めてください。体温で馬油は溶け、軽く吸うと鼻の奥に入り、そのまま咽喉へ流れ落ち、胃の中へ納まってしまいます。馬油は食べてもバター以上の栄養食品で、害などはありません。馬油が鼻から咽喉を通って胃へ納まるまでに、鼻炎で爛れた粘膜部分全体に"まぶり附きます"から、手では塗れない所に塗布できた訳で、忽ち効力を発揮します。そのまま就寝して下さい。
慢性の鼻炎は、鼻孔と咽喉の境界部が腫れて、肉がたるんでいますので、就寝中に肉のひだが息の流れを阻み、それが≪いびき≫になります。顔を横にすると≪いびき≫は止まり、仰向けだと≪いびき≫を発しますが、横向きの時は、鼻の片方が肉のひだで詰っています。この慢性鼻炎の≪いびき≫を治そうと、馬油を注入してみましたが、効果があった人もあり、効なしの人もありました。
杉花粉症で、クシャミが止まらない時なども、同じように試してみて下さい。花粉症そのものは治りませんが、症状を和らげる効果があります。